
「ポジティブな言葉」と「ネガティブな言葉」、どちらを使っていますか?
どちらを使った方がいいと思いますか?
そんなの決まってる!
「ポジティブな言葉」と言われるかもしれません。
「言葉」が脳に与える影響は大きいです。
ビジネスをやっていくうえで、この話はよく聞くと思います。
ブログにもみなさん書かれています。
でも、私は「ネガティブな言葉を吐け」と言い続けています。
私も、あるビジネスをはじめたときに、成功者の方からそういう話はよく聞きました。
そして、佐藤富雄先生の講演を聞く機会があり、
運命は「口ぐせ」で決まる―「思いどおりの自分」をつくる言葉の心理学メソッド (知的生きかた文庫)
という本に出会いました。
それから、佐藤富雄先生や中谷彰宏さんの本、いろんな方が書かれている成功哲学を読みました。
ポジティブなことばを使う。
人のことを悪く言ってても、脳は自分のことだと思ってしまう。
そして、よく言われるのが、自分だけだとテンションが下がるので、成功者に、ポジティブな人と会い続けることが大事だ。
実行してみたら、躁鬱みたいになりました。
鬱を作らないために、会い続けるのかもしれませんが、無理にやってもうまくいきません。
心も身体も病んで、人生をリセットしました。
そして、わかったことは、確かに「ポジティブな言葉」を使う方がいいです。
でも、心からそう思えているかが大事です。
脳は、ことばではなく、イメージしていることで動いているのだと思います。
悩んでいたり、不安でいっぱいのときほど、いいことを言おうとしませんか?
本当はそうでないと思っているけれど、念仏を唱えるように「うまくいってる」「大丈夫」って思いこもうとしていませんか?
斎藤一人さんの講演も行ったことがありますが「ついてる」「ついてる」って、宗教的でこわかったのを覚えています。
でも、成功哲学を読んでいると、成功者の話を聞くと、みんな同じです。
結局、いい言葉を吐き出して、脳に残るのはネガティブな言葉なんです。
ネガティブな言葉をどんどん脳に押し込めて、見ないようにしているだけで頭の中は、悪いものだらけなんです。
いいことを言いながら、思っているのはできていない自分。
理想と現実の間で、どんどん苦しくなってしまいます。
そして、「大丈夫」「ついてる」と言ってもらって大丈夫と思えても、1人になると不安になったりします。
私は、不安、恐怖、心配事を吐き出せと言っています。
実際に自分たちがやってきて、実感しているからです。
頭の中から、ネガティブな悪いことを出してしまうのです。
そうすれば、自然とポジティブなことが浮かんできます。
そして、行動にうつせます。
ワクワクしながら、行動できるのです。
日々、この繰り返しです。
私自身もそうです。
不安に感じたり、うまくいかないことも多いです。
うまくいかないからこそ、成長できるのだと思っています。
うまくいかないとき、ネガティブなことを吐きまくります。
そして「何でや?」って叫びます。
すると、不思議と答えが思い浮かんだりします。
悪い思いを全部吐き捨ててしまうので、頭の中はいいことしか思えません。
最初は、みなさん難しそうですが、この快感を知った人は実行されています。
塾生には、不安に思ったらメールやLINEで吐き出してもらっています。
すぐに返事ができないこともありますが、私に文章で吐き出すだけで楽になること、頭が整理できることがわかって実行されています。
不安、恐怖、心配事をノートに書いてみるのもいいと思います。
人を悪く言いたいこともあります。
そんな自分が嫌いでした。
でも、そんな自分でもいいじゃないかって認めるようになったら、人のこと悪く言えてこなくなりました。
自己否定心がなくなっていくと、人のことを悪く思わなくなりました。
人は、自分の嫌いなところを相手から感じると嫌悪感を感じます。
試してみてください。
健康志向の人は病気になる!
自分が何をイメージしているかで人生は変わってきます。
健康に気をつかっている人ほど、大病にかかったりします。
どうしてでしょうか?
健康になることを考えている人は、「病気にならない」ように行動します。
つまり、いつも「病気になる自分」をイメージしながらそうならないように生活しているのです。
だから、イメージ通りの結果になってしまうのです。
健康なご長寿のインタビューとか聞いていると、健康になる秘訣なんて考えてません。
病気になったり、寝たきりになるイメージなんてしていません。
それと同じで、意識していい言葉を発しなくても、それが当たり前になってきます。
佐藤富雄先生は、人間は健康で120歳まで生きられる、80歳現役という話をされていました。
健康に気を付けて、そんな生き方も本に書かれていました。
数年前に、どうされているのかと調べたら病気で亡くなられたことを知りました。
自分の生き方で証明するというお話をされていたので残念だと感じました。
でも、健康を意識している人は、イメージ通りになってしまうのかもしれません。